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【ストロベリーナイト】6話が放送されました。
今回は白昼に起きた連続刺傷事件ですが、背景に浮かぶのは歪んだ親子関係。
と言うことで、今回はこちらの作品のネタバレや見逃しは配信情報をお伝えしていきますね。
目次
白昼の錦糸町で路上殺人発生
多くの人が行き来する白昼の錦糸町三丁目でまさかの殺人事件が発生してしまいます。事件解明を任された、姫川班の面々は、上本所署にいき、担当係長・越野から詳しい現状を聞ききます。
[aside type=”boader”]事件の概要
- 名前や年齢は不明の犯人が3人を突然切りつけます。
最初に襲った、峰岡里美はいきなり複数回にわたりナイフで刺されます。その際、近くにいた小野彩香と菅沼久志に助けをもとめます。
2人は会社の同僚で、仕事の昼休憩に「キッチンまどか」でランチを済ませたところでありました。そして、二人も巻き込まれてしまい、菅沼はクビに致命傷を負い死亡してしまいます。
事件発生直後近くの公園で自殺を図り、意識不明の重体になっている男性が発見されます。
周囲の目撃情報からこの男性が犯人であることは間違いない様子です。しかし、所持品に身分を証明するものがなく年齢すらわからない状態となります。
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被害者峰岡に抱いた違和感
捜査を進める中で、被害者女性の峰岡里美が意識を取り戻します。姫川班は早速病院に面会にいき事件の概要を聞こうとします。
意識がもどったものの、傷が内蔵に達している状態で食事をとることさえ難しいようです。
当然面会も時間制限を設けられ30分が限界。
玲子は峰岡の診断書を確認します。両手、左肩を切り付けられたうえ、腹部を2か所も刺されているというのは捜査報告書に一致します。
様子を伺いながら玲子は声をかけます。しかし、峰岡は意識が完全に戻ったとは言い難く素人目からしてもボーっとしている印象を受けます。
彼女は苦労が多いせいか見た目以上にふけて見えており49歳と年齢には見えない状況でした。
彼女に対し、住所など簡単なことから質問をすすめていきます。質問に対して、頷いたり、目を閉じて顔を横に振ったりと、ジェスチェー程度の反応が精一杯でした。
とりとめのない内容から、徐々に本題に入り、「犯人の顔はご覧になりましたか?」と確認すると、峰岡は目を閉じ無反応をします。
言葉を変え「あまり記憶にない?」と聞くと、小さくうなずきます。
やりとりを通して、玲子は「何かこのようなことが起こる原因について心当たりはありますか?対人関係トラブルなど」と聞くと、眉毛を動かしながら素早くクビを横に振ります。
玲子は峰岡の反応に違和感を覚えます。
峰岡の居住圏から見えてきた彼女の背景
玲子たちは、峰岡が済んでいる「青木荘」を尋ねます。5年前から住みだしスナック「やよい」に勤めていました。
そして、勤め先に向かいます。感覚を大切にする玲子は、スナックまでタクシーで行こうとしますが、何となく現場を見ておきたいと感じた為、歩いて向かいます。
現場は「青木荘」からスナック「やよい」に向かう途中にありました。「キッチンまどか」も現場の近くにすぐに見つかります。
すなっく「やよい」の店長・井上から話しを聞きます。峰岡はお金も行く当てもなくここに来る意外の選択肢はなかったような人物でした。
ずっと働いていたわけではなく、働きだして1年でやめてしまいます。しかし、しばらくすると、また働きだすというのを繰り返し何と、今回で3回目だと言います。
ここには若い客層は来ないそうです。
調べていくと峰岡には18歳になる重樹という息子がいる事が分かります。しかし、彼女は結婚歴がなく、私生児になるのですが、なぜか就学歴がありませんでした。
小学校にすら通えていなかった様子。
玲子は再び病院に面会にいきます。彼女は天井に目を向けてどこか遠くを見つめている様子です。玲子は「犯人は犯行後に自殺を図り意識不明の重体で別の病院に入院しています」と伝えますが、なぜか怖がる様子もなくピクリとも反応がいられませんでした。
彼女の様子をみながら「峰岡さんには、息子さんがいらっしゃるんですか。今年18歳になる重樹くん。息子さんはどうしているんですか」ときくのですが全くの無反応。
無差別で刺したのではなく峰岡里美を狙っっていた
いったん事件を整理する玲子。
犯人は「きっちんまどか」の近くの白昼の路上で包丁を使い切りつけます。その際に両手、左肩をきられ更に腹部を刺されます。助けを求めるように、店から出た、菅沼久志に抱きつきます。
一緒にいた、小野彩香は悲鳴をあげ道路に座り込んでしまいます。菅沼にすがりつく、峰岡を無理やり引き離そうとした時にたまたま彼の頸部に包丁があたりこれが致命傷となってしまいます。
小野ももみ合いの中で、2か所切り付けられてしまいます。
犯人は逃走する前に、確実にとどめをさすため更に一か所、峰岡を刺して逃走します。
犯人の標的は峰岡里美を殺そうとしていたのです。
ただ、彼の息子・重樹の所在が不明のままでした。ただ、母に対して、強い恨みを抱いていた可能性もありました。そのため、母を刺した後に犯人は彼の可能性も浮上してきます。
新たに見つかる男の子の白骨遺体
玲子は峰岡が10年前に住んでいたというアパートの大家を訪ねます。しかし、当時の家主は既に亡くなっており息子が引き継いでいました。ただ、峰岡という人物の事はしりません。
アパートは見るからに古いのですが、金銭的に修理する費用も捻出できないためそのままにしていました。玲子は峰岡そこで暮らしていたごみ屋敷に入ってみます。
すると、押し入れの上の段から、小さな男の子の白骨遺体が出てきます。柏警察署だけでなく、千葉県警本部からも捜査員が臨場してきます。
事情を説明する第一発見者の玲子。
姫川は本所署に戻ると再び、峰岡に会いに行きます。柏市の布施にまで行き、峰岡が暮らしていたアパートを訪問すると、4歳くらいの遺体が見つかったことを伝えます。すると、彼女の反応に変化が出てきます。
殺人犯のことを話しても、無反応であった彼女でしたが行きつかいがあらくなります。
玲子:「いかがでしょう。峰岡さんはあの部屋にあった遺体が誰なのか、心当たりありませんか」
峰岡:「そんな回りくどい聞き方しなくていいでしょう」
玲子:「あの白骨遺体は重樹くんですか」
峰岡:「だったら、なんだってのよ」
そして、重樹が亡くなった経緯を聞くと素直に話し始めます。
重樹の父とは不倫でできた子どもだったが、妊娠発覚後、お金をもらったものの音信普通になります。重樹を出産したものの全く母性愛が出る事はなかったようです。そのため必要最小限の育児しかしませんでした。
そんな重樹は少しづつ自立し自分のことは自分でできるようになります。懲りることのなかった峰岡は男とホテルに泊まりこんだりしますが、自宅に帰るとそんな自分を慕ってくる息子。
しかし、ある時、帰ると既に息子は死んでいいました。
それは、小学校に入る少し前の事でした。
峰岡:「バレたらどうしようって怖かった。しばらく放置したけど、腐り始めて、何しろ臭かったからさ。あたしもあの家に帰るの嫌になっちゃって。そしたら、家賃払わないんなら出ていけ。って大家に言われて。でてったら、このアパートどうするのって聞いたらぶっ壊してそのまま捨てちゃうっていうから…だったらいいかなって思ったんだよね」
たまたま、アパートを壊す話しが流れたことで発見が遅くなってしまったようです。
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玲子は彼女に言いたい事は山ほどわいてきますがあえて黙ります。なぜなら、彼女の役割は、彼女を襲った犯人との関係を明らかにすることなのです。
玲子:「では改めてお願いします。峰岡さんは、一昨日、あなたを刃物で襲った男についてご存知ですか」
峰岡:「ないね。全く知らない男だった」
すると、本署から連絡が入り、犯人が一命をとりとめたという知らせをうけます。
玲子はあえてそのことを伝えるのですが、全く怖がるそぶりを見せず無反応でした。
そんな峰岡の反応をみていた玲子は彼女が犯人の男の事を知っていると、確信します。
遺体で見つかった男の子は誰
遺体を調べた結果、推定年齢は2~4歳で明らかな外傷はありませんでした。着衣から男児であることが推測されました。
そして、台所にたまっていたゴミを調べてみると10年前のもので間違いなく峰岡がここに住んでいた時期は間違いないようですが、新たに出てくるひずみが浮かびあがります。
それは、遺体の年齢にズレがが出てくるという事。
生きていれば18歳であるはずの重樹。しかし、無くなっていた子どもは4歳と見ても現在14歳にしかなりませんでした。
彼女は遺留品リストから、ゲームソフトに注目します。なにか糸口が見つかったようです。
犯人の正体は峰岡重樹
意識を取り戻した、犯人へ取り調べを開始する玲子。
玲子:「おはようございます。警視庁の姫川です。あなたの取り調べは私がします。峰岡重樹さん」
びっくりする、犯人は目を見開き、彼女の視線を見つめます。
そして、「今のあなたは峰岡重樹として生活していない。その名前を使って生活していない、そういうことですか?」と聞くと小さく頷きます。
そして今名乗っているのは内田茂之でした。こちらが、戸籍にも存在する名前でした。
続けて、「あなたが起こした殺傷事件で、峰岡里美さんは全治三ヶ月、小野彩香さんは全治三週間、菅沼久志さんはお亡くなりになりました」と、伝えると彼は何かショックを受けているようでした。
峰岡重樹は殺人を認めます。そして、重樹は千葉県柏市の布施という町で峰岡里美とともに暮らしていた事を覚えていました。
新たに出てくる真実。重樹に弟が存在していた
彼はすべてを語るのですが、驚きの真実として弟がいたのです。
名前は「ひろ」で重樹とは5歳離れていたと言います。
すると、出てきた遺体の推定年齢とも合致します。そして、彼は峰岡里美がアパートで一人で産んでいたのです。しかも、出生届もされておらず。
世の中に存在しない子どもなのです。
概ね事実語った、峰岡里美ですがどういうわけか、「ひろ」については語りませんでした。彼女は重樹とひろの2人に対してネグレクトをしていたのです。
重樹にとって「ひろ」といいう存在はかけがえのない存在でした。一緒にゲームをしたりして遊んでいた事もあったというのです。
峰岡里美に頼めばゲームソフトは購入してくれていたようです。しかし、押収されたゲームソフトななぜか2本揃っているものが複数あったのです。調べるとそれらは、ケーブルを同期させて、遊ぶ対戦モノや共同作業していくモノでした。
峰岡里美の様子から彼女が子どもと一緒にゲームをして遊ぶという事は考えにくく、対戦相手は他にもいた可能性がでてきます。
やはり重樹には弟か兄の存在があった可能性が高まります。白骨遺体の状況からみて、重樹には弟がいたことが推測されます。
玲子が峰岡重樹は生きており、犯人は峰岡重樹であると考えたことは間違いありませんでした。
重樹曰く、弟との最後の日も一緒にゲームをしていました。しかし、ひろは途中で寝てしまいます。しかし、翌日かれは死んでいた。
自宅に帰った母は「なんでちゃんと面倒を見ていなかった?お前が死なせた」と言い放ちます。


そして、ひろを押し入れにしまいしばらく生活を続けるのですが、ある日、母は引っ越すと言い、家をでていきますが、公園に重樹を放置しそのまま姿を消してしまいます。
そのときの所持品はひろとの想い出の詰まったゲーム機のみ。その後彼は警察に保護され、新たな名前で戸籍を作られたのです。
重樹の犯行動機
重樹は施設という普通の日常で暮らすなかでそれまで自分が生きてきた環境が非日常な世界であった事を少しづつ実感します。
彼は、母の連絡先を覚えていましたがなかなか連絡をとることができませんでした。しかし、意を決して話すことにします。
というのも彼の中には胸につかえるものがあったのです。ひろが亡くなったとき、言われた「お前がひろをしなせた」という事。母である里美から「あんたのせいではなかった」と言って欲しかったのです。
しかし、そんな想いもむなしく「どうでもいいだろ」と一言で片づけられてしまいます。
重樹は母の一言によって自分がひろを死なせてしまったという罪の意識をずっと持ち続けていたのです。
変わっていない、峰岡里美の無責任さに怒りが芽生え犯行に及んだのでした。
結局、母を苦しめる事はできたものの殺すことはできず。無関係な菅沼久志という無関係な人間が亡くなってしまいました。
聴取を終え病室からでようとした、玲子に重樹は「刑事さんありがとう。あの人は、俺の顔を見ても俺だってわからなかった。でも、刑事さんは、俺を最初に重樹って呼んでくれました」
彼の思いに複雑な心境の玲子は何も答える事が出来ず後にします。
【ストロベリーナイト】6話あら

今泉春男(山口馬木也)が連続刺傷事件の捜査命令を伝えに来た。被害者は三人。計画的犯行なのか、通り魔によるものなのか定かではないが、”通り魔”という言葉を耳にした瞬間、葉山則之(葉山奨之)の身に緊張が走る。
というのも、葉山には小学時代、目の前で家庭教師の有田麗子(新実柀芹菜)を通り魔に殺されるという過去があったのだ。
事件解明を託された姫川班の面々は、上本所署に赴き、担当係長の越野忠光(田中啓三)から詳しい現状を聞く。
容疑者が最初に刃物で襲った峰岡里美(黒沢あすか)は、数か所刺されて通行中の菅沼久志(市川貴之)、小野彩香(横田美紀)に助けを求める。二人は会社の同僚で、昼食を食べた店から出てきたところだった。峰岡と同様に二人は容疑者に切り付けられ、菅沼は頸部に損傷を受けたため失血死してしまう。
その後、容疑者は自殺を図って意識不明の重体となってしまったため、身元の特定や犯行動機が困難になっていた。
葉山は真剣な表情で「小野彩香を当たらせて欲しい」と姫川玲子(二階堂ふみ)に懇願する。
ただならぬ思いを感じ取った姫川は葉山の申し出を許可。事件解明に向け、それぞれの捜査が動き出す。
https://www.fujitv.co.jp/strawberrynight/story/story_06.html引用
[/aside]【ストロベリーナイト】まとめ
今回の事件は殺人者である重樹に思わず同情してしまいました。
しかし、関係のない人が巻き込まれているわけですし、他の手段はなかったのかとかんじてしまいました。
こちらの、作品の見逃し配信はFODプレミアムで視聴することができます。
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