スポンサードリンク
この記事では、【なつぞら】第2週∼なつよ、夢の扉を開け∼11話、12話のネタバレを紹介していきます。
今回のお話は2人の子どもたちの素直な想いが大人たちまで巻き込み大きな変化へと変えていくストーリーです。
見ていて勇気をもらえますね。
ちなみにU‐NEXT(2019年5月18日時点)で、この作品の見逃し配信されてますのでこれまでの作品を見る事ができますよ。
前話の記事はこちらです。
【なつぞら】第2週∼なつよ、夢の扉を開け∼9話、10 話ネタバレ
【なつぞら】11話ネタバレ
なつは泰樹の夢を聞いて、バター作りに興味を持つようになるのですが、ほどなくして新たな夢に出会います。
ある日、小学校で漫画映画が上映されました。なつはこれに心躍り上映が終わる頃には虜になっていたのです。
対照的な夕見子は全く興味を抱く事はなく、途中でトイレに行きたくなりずっと我慢し終わるなり一目散に教室を飛び出していきます。


なつはいつも、絵を描いていた天陽がどんな感想を持つのか気になります。彼を探すと、父・正治とちょうど帰るところ。正治は柴田家にいつもやってくる郵便配達員でした。
天陽に「面白かったね」と言うと、「うん。アメリカ映画は進んでいるね。兄ちゃんが言っていたけど、ディズニーという映画はもっとすごいらしいよ」と答えます。


後日、なつは天陽の家に遊びに行きます。そこは、かなり古びていて、妖怪が出てきそうなほど、がたがたでした。もはや、家と呼ぶよりも、掘っ立て小屋のようです。
しかし、天陽は気にする事無く、なつをまねきます。彼に招かれ、馬小屋に行くとたくさんの絵が描かれていました。そこはまるで、アトリエでした。彼の兄も絵が好きだったのです。
兄は絵が好きで、美術部に所属していました、そのため当時高価な絵の具もそこにはありました。
兄と対照的な天陽の絵はやはり馬の絵ばかりでした。絵を描く事を誘われ、2人は、外にでると耕地が広がります。天陽の父が農地を開拓しようと奔走するのですが、全く作物が育たず、諦めて今は農作業はしていないと言われます。そして、郵便局で配達の仕事をしていると。母は近所の畑仕事を手伝い、野菜などを分けてもらっていました。
天陽は荒れた農地をみながら、「ここは、冬の家は地獄だよ。もう限界…作物を作れなきゃここは土地をすてるしかないんだ」
素朴に「農家になりたいの?」と聞くと、「そりゃ、なりたいよ。俺はここが好きなんだ。ここで行きたいんだ」


そう言いながら、一生懸命にクワを振るのですが、全くうまくいかず。そんな姿をみながら、なつはある事を考えました。
自宅に帰るなり泰樹にあるお願いをするのです。
農家になりたいという天陽を助けて欲しいというのですが、泰樹は親が諦めているならほっとけ、とと言われてしまいます。
しかし、食い下がるなつは、「天陽くんは諦めていません。土に勝ちたい」と熱意を持っている事を代弁します。


しかし、「ほっといてやれ」の一点張りの泰樹にたいして、彼女は怒りが芽生えいいます。
なつ「嘘つき。おじさんは一生懸命働いたら誰かが助けてくれる。っていったじゃない。天陽くんは、毎日クワで一生懸命、畑を作ろうと頑張ってるの。誰が助けてくれるの?」
なつは、ご飯も食べず、一人部屋に閉じこもってしまうのです。彼女は心のもやもやをノートにぶつけようと、天陽の真似をして馬を描くのでした。
スポンサードリンク
【なつぞら】12話ネタバレ
翌朝の事、思いついたように泰樹は今から、天陽の土地を見に行くと言い出します。不意を突かれたなつは驚くのですが、泰樹の変化を大喜びします。


現地に着くなり「やっぱり、ダメだ。この土地では作物は育たない」と、第一声。
この土地で作物が育つのではないかと、ドキドキしながら反応をうかがっていただけに、天陽は肩を落とし落ち込みます。
なつも一緒に悲しい気持ちになっています。
しかし、「このぐらいの土地なら、わしはいくらでも開拓してきた」と希望の言葉を発し安堵する2人。
泰樹「すぐには無理だが、3年、5年我慢すれば、可能性はある。それでもやれるか?」
天陽「やりたい。ここで生きたい」
と真剣な眼差しで泰樹に訴えかけます。
泰樹は「いくらお前(天陽)が頑張っても、親がどうかわからない。親にも事情だってある。それなりの覚悟もいる。今日の夜、親に会いに来るから伝えておけ」
と言い、牛の搾乳が遅れると言いながら、なつと戻っていきます。
そんな泰樹の対応にうれしくなるなつでした。
その晩、なつ、泰樹、剛夫、富士子は天陽の自宅に改めて訪問しました。そこを見るなり、言葉に詰まる柴田家の大人たち。
思わず、剛夫は「よく我慢しましたね。この家で。あなたたちは強い」と言いました。


天陽の父・正治は環境や境遇に対する言い訳をして自分たちを卑下するばかりで、全く剛夫たちの話に耳を傾けようとしませんでした。
そんな正治に、「これまで、大人の事情とやらで、子どもたちはどうなった?子どもの話しだと笑わず、もっと真剣に耳を傾けてやるべきだ。わしはなつにそれを教わった」と言います。
この言葉にそれまで、全く柴田家の話しを聞こうとすらしなかったのですが、覚悟を決めます。
天陽の家族は本気で荒地を開拓していく決意をしました。
そして、泰樹は農業に対して真摯に向き合う天陽に、仔馬をプレゼントしました。彼のみせた柔軟な姿勢になつは強く尊敬し誰よりも誇らしく思うのです。
【なつぞら】11話、12話の感想
なつにとって、漫画映画は魂を揺るがすほどの衝撃的な感動があったようですね。
芸術に触れていた父の要素を引き継いでいるのだなって感じました。兄・咲太郎もタップダンスを踊ったりと文化的で素敵ですね。
それにしても、天陽の為に奔走する彼女の姿がすごく印象的ですね。たくましさが増していますね。自分のためではなくて友達のためにそこまで頑張れる行動力が凄いです。さて、泰樹はどう動いていくんでしょうね。
農業に対する素直な気持ちを持つ天陽とこれまで作り上げてきた泰樹との信頼関係をもつ、なつの想いが大人たちを動かしましたね。
なつは、泰樹の投げる一言一言を忠実に守って一生懸命ここまでやってきたからこそ、彼女の頼みが通じたんでしょうね。
それにしても、泰樹の言葉に強い説得力がありますね。
荒地にいっぱいに野菜が収穫できる日が来るといいですね。
スポンサードリンク