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【なつぞら】29、30話のネタバレ初めて行きますね。
前回は、母・富士子の思わぬ言動に涙したなつでしたね。富士子もいろんない想いで葛藤している様子がうかがえます。そんな中、咲太郎の有力な情報がでてきて早速、浅草の芝居小屋へ向かう一行。
いよいよ再開できるのでしょうかね。
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【なつぞら】29話ネタバレ
劇場では、観客たちのテンションは上昇し始めます。
そう、ストリッパーが服を脱ぎ始めたのです。その光景に慌てて富士子はなつの目を隠そうとします。
北海道の十勝には全く無縁の世界に戸惑う2人。
そんな事はなりふり構わず、浮浪者のような身なりをした、男性がセリフを言い始めました。
そう、それは咲太郎です。ああ、俺は、この街で、生きている老けた浮浪者。突然、あいつは俺の前から消えてしまった。と、、、そして、森繁の「私はこの街を愛している」を歌いだします。
演技もすすみ、その男はタップダンスを踊り始めます。
彼のタップダンス姿に遠い記憶が蘇るなつは、、、お兄ちゃんと、口ずさむ。
最高潮に達している劇場の雰囲気になつの声はかき消され全く届きません。観客たちは咲太郎の演技に「ひっこんでろ」「ひっこめ」の嵐。
そんな観客たちに向かって、「女の子だってずっと踊ってられるか」とケンカのゆな状況にヒートアップする場内。しかし、諦めることなく更に、大きな声でもう一度、「お兄ちゃん」と呼びます。
咲太郎は、お客が出した冷やかしと勘違いしてしまいます。


しかし、、、繰り返す咲太郎を呼ぶ女性の声が冷やかしではないとわかり、、、ステージの傍まで駆け寄ったなつに満面の笑顔を向ます。そして、手を引きステージにあげ、2人は抱き合います。
2人の様子に観客は大喝采。


ストリッパーだと勘違いしている客の興奮は最高潮。そのタイミングで、踊り子たちがステージに入っていきました。
上手く、ステージを退いた2人は早速、なつたちを大衆食堂へ案内します。咲太郎は信哉とも長い間会っておらず彼の成長ぶりにもびっくり。そして、ここまでしてくれた、みんなに対して深々と頭を下げて感謝の気持ちを伝えます。
咲太郎はなつと富士子が川村屋のマダムの所でお世話になり宿泊していることを聞いた途端、曇る表情。


しかし、すぐに注文していた、天丼がテーブルに届きました。どうやら、なつが東京でくらしている時に、”父の作る天丼”が大好きであったようです。
しかし、当の本人は全く覚えがなく戸惑ってしまます。
しかし、兄の話しを聞きながら、天丼を食べてみると自然とこぼれる笑顔。そんな姿にうれしくなる、咲太郎は、小声で続けます。「おやじの天丼はこんなもんじゃなかった。おやじは日本一の料理人だからな」
ふたりの会話を静かに聞いていた富士子はなつを促し本題にはいります。
そう、千遥にも会いたい。という事です。
しかし、咲太郎は千遥のことは知りませんでした。どうやら、引っ越ししてしまい、千葉から離れてしまったようなのです。
食事を済ませ、劇場に戻ると、なつは一緒に新宿に行こう、と言うのですが、咲太郎は仕事があると、、、浅草に残るのでした。
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彼はマダムに必ず、明日の昼に川村屋に行くと伝えて欲しいと言います。
ふたりはそういって別れるのですが、何やら嫌な予感が漂うのでした。
【なつぞら】29話の感想
無事、兄弟の再開を果たすことができて、ホントに良かったですね。
しかし、、、とりあえず、不安がで出ていましたね。
- 妹・千遥の行方
- 兄・咲太郎と川村屋の関係
千遥は幸せに家族と暮らしていると話す咲太郎ですが何だか、説得力に欠けるそぶりでした。そして、千葉から引っ越したというのですが、彼女もまた苦労の中にいるのではないかという事を考えてしまいましたよね。
また、咲太郎の素性も豊とは言えないですよね。身なりもそうですし、ストリップ劇場で前座としての役割なんですから。
極めつけは住むところさえ、定まっていない様子。
何より、”川村屋のマダム”というフレーズにあからさまに変えた表情の変化。しかも、その硬い表情からして、いいものではないと、用意に察することができます。
川村屋のマダムも富士子となつに宿を貸すとき、オーナーとのやり取りで、”人質”って言いましたからね。
【なつぞら】30話のネタバレ
ばつと別れてすぐに、咲太郎は担当役者の松井に土下座して「10万円かしてください」と頼みこみます。
当時の10万円という金額は1軒屋が建てれるほどの大金でした。翌日、川村屋で咲太郎を待つのでしたが、待っても、待っても来ることはありませんでした。
すると、信哉が暗い顔でやってきます。なんと、咲太郎は盗難品を質屋にもっていき、その場で警察に逮捕されてしまったのでした。
あまりにも、予想もしなかった現実に混乱するなつは一睡もすることができませんでした。翌日、なつと、富士子は咲太郎のいた劇場へと向かいます。そこで、ダンサーのマリーから話しを聞くと、「彼はそんなことはやっていない」と言いました。
川村屋に戻ると、オーナーの野上とマダムが声をかけます。そして、なつと富士子に新たな人物を紹介します。
その人は、藤田正士さんといい、「藤正親分」と言われていました。ムーランルージュの支配人をしていたのでした。
藤正親分は岸川亜矢美が咲太郎をを連れてきたと言います。ムーランルージュをこよなく愛していた、咲太郎は、潰れたそのお店を買い戻そうとして、騙されたというのです。と言うのも、ムーランルージュは咲太郎の母・亜矢美の居場所だったのです。
その時に保証人になったのが、マダムでした。騙された事を知らなかった様子のマダムは驚きます。
「親分、本当ですか。咲太郎が騙されたって。私を騙したのではないんですね。おかしいと思った。たかだか、10万円で劇場をかいもどせるはずないもの」
信哉は知り合いから情報を聞き出し、兄からの手紙を預かりもってきます。どうやら、誰かに頼まれた時計を売りに来ていただけのようです。しかし、全く真実を語ろうとはしいそうです。
彼は、誰かをかばっているのでした。
混乱するなつにさらに深い悲しみがやってきます。
それは、預かった兄・咲太郎からの手紙には、、、もう自分の事は忘れて北海道で幸せに生きてくれ。と自分もなつのことは忘れると綴られていました。
あまりに急激な展開に富士子の胸で号泣するなつ。
その頃、北海道では泰樹が照男になつと結婚するように強く、言っていました。
【なつぞら】30話の感想
せいっかく、9年ぶりの再会を果たしたというのに、思いもしない悲しい結末に見ていて著者の表情も自然と険しくなっていきました。
千遥、なつ、咲太郎のなかで一番恵まれた環境にいたのはもしかするとなつなのかもしれないですね。
咲太郎は騙されて作った莫大な借金をなつと再会して返そうとするのですが、そこで、事件に巻き込まれて逮捕されてしまいます。
なつにあてた手紙でお互い忘れよう、というのもある意味共感できてしまいます。きっと同じ立場ならば、同じことを想いそうだなと、感じました。
川村屋と咲太郎との関係も結果的に彼はお金を借りていたのですけど私欲を果たすためではないようですね。
さて、今後の展開はどうなるんでしょうね。
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